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15- D- 0333
201 5 年 7 月 3 0 日
株式会社日本格付研究所(J C R)は、以下のとおり信用格付の結果を公表します。
明治ホ
ー
ル
デ
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ン
グ
ス
株式会社
(証券コード:2269)【据置】
長期発行体格付 A+
格付の見通し 安定的
債券格付 A+
発行登録債予備格付 A+
国内CP格付 J−1
■ 格付事由
(1) 09 年に明治製菓と明治乳業の経営統合に伴い設立された持株会社。乳製品および菓子の主要なカテゴリ
ーにおいて、高いブランド力・商品認知度を有する。医薬品事業においては、感染症および中枢神経系薬
やジェネリック品を中心に、業界内で独自の存在感を示している。食品事業で複数のセグメントを有する
ほか医薬品事業の存在もあり、リスクが分散した事業ポートフォリオを構築している。
(2) 収益は着実に回復している。食品事業では収益性の高い機能性ヨーグルトの販売が好調であることに加え
コストダウンが寄与している。医薬品事業は薬価改定の影響をジェネリック品の強化などにより吸収して
おり、収益は比較的安定している。今後の事業環境には原材料価格の上昇や薬価改定など厳しいものがあ
るが、事業基盤の優位性に加え、コスト削減余地などから外部環境の変化に柔軟に対応し、収益低下圧力
をある程度吸収できると考えている。また、財務面でも特段の懸念はなく、格付を据え置き、見通しを安
定的とした。
(3) 16/ 3 期営業利益は 4 期連続の増益予想だが、中長期的な収益安定、向上のためには課題もある。急成長
した機能性ヨーグルトの収益力を持続、成長させていくことに加え、その他の食品事業や海外事業を強化
することが必要となる。J C R では、海外医薬品事業の強化のために15 年2 月に買収したインドの医薬品
製造委託メーカーのメドライク社とのシナジー効果をフォローしていく。
(4) 財務構成は改善傾向にある。15/ 3期末自己資本比率は 42. 2%と直近ボトムの 12/ 3期末から 3.3ポイント
上昇した。メドライク社の買収など大型投資もあったが、賃貸ビル売却でキャッシュを確保し、財務構成
への影響は限定的であった。中期経営計画においても引き続き財務基盤の安定化を目標に掲げており、緩
やかながらも着実に財務改善が進むと考えている。
(担当)涛岡 由典・井上 肇 ■ 格付対象
発行体:明治ホールディングス株式会社
【据置】
対象 格付 見通し
長期発行体格付 A+ 安定的
対象 発行額 発行日 償還期日 利率 格付
第 1 回無担保社債
(社債間限定同順位特約付)
200 億円 2011 年 9 月 26 日 2016 年 9 月 26 日 0. 485% A+
第 2 回無担保社債
(社債間限定同順位特約付)
150 億円 2011 年 9 月 26 日 2018 年 9 月 26 日 0. 760% A+
第 3 回無担保社債
(社債間限定同順位特約付)
100 億円 2012 年 7 月 27 日 2017 年 7 月 27 日 0. 306% A+
第 4 回無担保社債
(社債間限定同順位特約付)
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対象 発行額 発行日 償還期日 利率 格付
第 5 回無担保社債
(社債間限定同順位特約付)
200 億円 2012 年 12 月 20 日 2017 年 12 月 20 日 0. 325% A+
第 6 回無担保社債
(社債間限定同順位特約付)
150 億円 2014 年 1 月 28 日 2021 年 1 月 28 日 0. 519% A+
対象 発行予定額 発行予定期間 予備格付
発行登録債 1, 000 億円 2014 年 9 月 1 日から 2 年間 A+
対象 発行限度額 格付
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格付提供方針に基づくその他開示事項
1. 信用格付を付与した年月日:2015 年 7 月 27 日
2. 信用格付の付与について代表して責任を有する者:島田 卓郎
主任格付アナリスト:涛岡 由典
3. 評価の前提・等級基準:
評価の前提および等級基準は、J C R のホームページ(http:/ / www. jcr. co. jp)の「格付方針等」に「信用格付の種類
と記号の定義」(2014 年 1 月 6 日)として掲載している。
4. 信用格付の付与にかかる方法の概要:
本 件 信 用 格 付の 付 与 にか か る方 法 の 概 要 は、 J C R の ホ ー ムペ ー ジ ( http:/ / www. jcr. co. jp) の 「 格 付 方針 等 」 に 、
「コーポレート等の信用格付方法」(2014 年 11 月 7 日)、「食品」(2011 年 7 月 13 日)、「持株会社の格付方法」
(2015 年 1 月 26 日)、「国内事業法人・純粋持株会社に対する格付けの視点」(2003 年 7 月 1 日)として掲載してい
る。
5. 格付関係者:
(発行体・債務者等) 明治ホールディングス株式会社
6. 本件信用格付の前提・意義・限界:
本件信用格付は、格付対象となる債務について約定通り履行される確実性の程度を等級をもって示すものである。
本件信用格付は、債務履行の確実性の程度に関しての J C R の現時点での総合的な意見の表明であり、当該確実性
の程度を完全に表示しているものではない。また、本件信用格付は、デフォルト率や損失の程度を予想するもので
はない。本件信用格付の評価の対象には、価格変動リスクや市場流動性リスクなど、債務履行の確実性の程度以外
の事項は含まれない。
本件信用格付は、格付対象の発行体の業績、規制などを含む業界環境などの変化に伴い見直され、変動する。ま
た、本件信用格付の付与にあたり利用した情報は、J C R が格付対象の発行体および正確で信頼すべき情報源から入
手したものであるが、当該情報には、人為的、機械的またはその他の理由により誤りが存在する可能性がある。
7. 本件信用格付に利用した主要な情報の概要および提供者:
・ 格付関係者が提供した監査済財務諸表
・ 格付関係者が提供した業績、経営方針などに関する資料および説明
8. 利用した主要な情報の品質を確保するために講じられた措置の概要:
J C R は、信用格付の審査の基礎をなす情報の品質確保についての方針を定めている。本件信用格付においては、
独立監査人による監査、発行体もしくは中立的な機関による対外公表、または担当格付アナリストによる検証など、
当該方針が求める要件を満たした情報を、審査の基礎をなす情報として利用した。
9. J C R に対して直近 1 年以内に講じられた監督上の措置:なし
■留意事項
本文書に記載された情報は、J C Rが、発行体および正確で信頼すべき情報源から入手したものです。ただし、当該情報には、人為的、機械的、また
はその他の事由による誤りが存在する可能性があります。したがって、J C Rは、明示的であると黙示的であるとを問わず、当該情報の正確性、結果、
的確性、適時性、完全性、市場性、特定の目的への適合性について、一切表明保証するものではなく、また、J C Rは、当該情報の誤り、遺漏、また
は当該情報を使用した結果について、一切責任を負いません。J C R は、いかなる状況においても、当該情報のあらゆる使用から生じうる、機会損失、
金銭的損失を含むあらゆる種類の、特別損害、間接損害、付随的損害、派生的損害について、契約責任、不法行為責任、無過失責任その他責任原因
のいかんを問わず、また、当該損害が予見可能であると予見不可能であるとを問わず、一切責任を負いません。また、J C Rの格付は意見の表明であ
って、事実の表明ではなく、信用リスクの判断や個別の債券、コマーシャルペーパー等の購入、売却、保有の意思決定に関して何らの推奨をするも
のでもありません。J C Rの格付は、情報の変更、情報の不足その他の事由により変更、中断、または撤回されることがあります。格付は原則として
発行体より手数料をいただいて行っております。J C Rの格付データを含め、本文書に係る一切の権利は、J C Rが保有しています。J C Rの格付データ
を含め、本文書の一部または全部を問わず、J C R に無断で複製、翻案、改変等をすることは禁じられています。
■用語解説
予備格付:予備格付とは、格付対象の重要な発行条件が確定していない段階で予備的な評価として付与する格付です。発行条件が確定した場合には 当該条件を確認し改めて格付を付与しますが、発行条件の内容等によっては、当該格付の水準は予備格付の水準と異なることがあります。
■NR S R O 登録状況
J C R は、米国証券取引委員会の定める NRSRO(Nationally Recognized Statistical Rating O rganization)の 5 つの信用格付クラスのうち、以下の 4 クラ スに登録しています。(1)金融機関、ブローカー・ディーラー、(2)保険会社、(3)一般事業法人、(4)政府・地方自治体。
■ 本件に関するお問い合わせ先